2008年03月
2008年03月29日
2008年03月22日
日高本線全駅下車の旅(その8)静内駅・東町駅・浦河駅
2007年7月1日
日高本線の旅3日目です。
岩見沢駅からの始発に乗るべく
早起きをして駅に向かいます。
すると仮駅舎が何やらカラフルに塗られていました。
最初は壮大な落書きかと思ったのですが、
近づいてみてみると北海道大学の学生さんたちが、
ペイントしたものだと分かりました。
たくさんの動物たちが描かれています。
「ありがとう!仮駅舎」という横断幕から察するに、
仮駅舎に「ありがとう」を言いに集まってきた動物たち、
といったところなのでしょうか。
実はこの前日、仮駅舎前で、
「ありがとう仮駅舎グランド・フィナーレ・イベント」
というものが開催されていました。
そっけない仮駅舎ではありますが、
ずいぶんと愛されていたのだなぁと思いました。
なにせ仮駅舎とはいえ6年半、
小学生で言えば入学から卒業に当たる
長い期間を頑張ってきたわけで、
通勤通学で毎日駅舎と顔を合わせてきた人たちにとっては、
少し寂しいお別れかもしれません。
私も少し悲しくなってきました。
駅前ではこんな朝早くから
仮駅舎の写真を撮っている人が何人かいます。
私は邪魔になっている気配だったので
ささっと新駅舎へ入っていきました。
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日高本線の旅3日目です。
岩見沢駅からの始発に乗るべく
早起きをして駅に向かいます。
最初は壮大な落書きかと思ったのですが、
近づいてみてみると北海道大学の学生さんたちが、
ペイントしたものだと分かりました。
たくさんの動物たちが描かれています。
「ありがとう!仮駅舎」という横断幕から察するに、
仮駅舎に「ありがとう」を言いに集まってきた動物たち、
といったところなのでしょうか。
実はこの前日、仮駅舎前で、
「ありがとう仮駅舎グランド・フィナーレ・イベント」
というものが開催されていました。
そっけない仮駅舎ではありますが、
ずいぶんと愛されていたのだなぁと思いました。
なにせ仮駅舎とはいえ6年半、
小学生で言えば入学から卒業に当たる
長い期間を頑張ってきたわけで、
通勤通学で毎日駅舎と顔を合わせてきた人たちにとっては、
少し寂しいお別れかもしれません。
私も少し悲しくなってきました。
駅前ではこんな朝早くから
仮駅舎の写真を撮っている人が何人かいます。
私は邪魔になっている気配だったので
ささっと新駅舎へ入っていきました。
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2008年03月15日
2008年03月09日
日高本線全駅下車の旅(その7)日高東別駅・蓬栄駅・本桐駅
単式1面1線の無人駅です。
駅舎は無く、ブロック壁の簡素な待合室がありました。
出入口上部が半円アーチになっていて洒落ています。
周辺の民家は非常に少なく、
野原と山があるばかり。
日高本線のなかでも群を抜いているんじゃないかと思う。
私は駅前にあった自販機で缶コーヒーを購入し、
チビチビ飲みながらホームの風景を満喫していました。
あぁ、私は今"この瞬間"、世界一幸せだ!
そんなことを考えつつ、音もなく静かに風に揺れる草花を眺めていると、
線路の先に何かが横切ったように見えました。
気のせいかと思い、じっとそちらの方を見ていると、
長く伸びた草のあいだから一匹の犬が顔を出しました。
野犬・・・・?
ちょっと逃げようかな・・・と思っていると、
「待てーーーーーー!!!」
という大きな声とともに、
今度は小さな男の子と女の子が出てきました。
どうやら放し飼いにした犬が逃げているようです。
子供は犬に完全になめられていて、
いっこうに捕まる気配がありません。
そんな状態をずっと飽きることなく眺めていると、
いつの間にやら列車が来る時間になってしまいました。
いったん待合室に戻って荷物を整理してホームに戻ると、
犬は遊び飽きたのか、子供たちに引かれて家に帰っていくようでした。
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