2008年08月10日
峠下駅「留萌本線リベンジの旅(その5)」
まさに駅名の峠にふさわしい、
山深いところにある駅です。
ホームは千鳥式という北海道ではよく見る構造で、
下りホームのある駅舎側には、
貨物用か何かの車止め跡が2線分あるのが見えます。
かつては峠を登ってきた汽車が、
この峠下駅で一息ついていたのかもしれません。
石炭を運ぶ貨物列車も行き交っていたのでしょうか。
駅舎の建物財産標が見あたらなかったので正確には分かりませんが、
ホーム側の付け庇に旅客上家の財産標があり、
そこには昭和29年とありました。
おそらく駅舎も同じくらいと思われます。
出入口上部に付いた大きな「JR」の看板が特徴的ですね。
車寄せの屋根が無いですが、もともと無かったのでしょうか。
他には何もありません。
道路沿いには緑が生い茂っているのみです。
駅は国道からも少し離れているため、ひじょうに静か。
かなり寂しさを感じます。
私は駅舎内に戻って、駅ノートを一通り読み、
再びホームに出ました。
列車が来るまではまだかなり時間があります。
私は駅構内をくまなく観察して時間をつぶします。
しかし日差しがとても強く、肌が焦げるような感覚と共に、
大量の汗が流れ出ます。
しばらくするとクラクラしてきたので、
駅舎の庇の下に座って休みました。
そして真っ直ぐ延びる線路と赤茶けた枕木とバラスト、
沿線に繁茂する黄緑の雑草・・・。
駅を訪れる旅では、駅舎だけでなく、
こういった素晴らしい風景に出会えるので、
やめられないんですよねぇ。
つづく