JR全線全駅の駅舎をめぐる鉄道の旅!全駅下車をめざしつつ駅舎の写真・画像を紹介します!秘境駅も満載
2008年04月20日

函館本線・滝川駅〜旭川駅間下車の旅(その1)江部乙駅

前回の日高本線を巡った後に、
かなり多くの廃線跡を巡ったりしたんですけど、
現役の駅の旅行記が大幅に遅れているので・・・

廃線跡紀行は別のサイトに載せておくことにして、
その旅行記はいつか気が向いたときに書こうかと思います。
(→北海道の鉄道廃線跡の旅



岩見沢駅に停車中の旭川行き始発普通列車ということで、2007年8月8日、
函館本線の滝川駅から旭川駅の間にある駅を
下車しに出かけました。

岩見沢駅6:25発の列車が始発になります。
なんとも遅い時間の始発列車ですね。

乗客はほんの数人のみのガラガラ状態で出発しました。
この空き具合は夏休みの所為だからでしょうか。



函館本線・江部乙駅ホーム7:24 江部乙駅に下車しました。

2面3線のホームを持つ立派な駅で、
古い跨線橋と駅舎が見えます。

雪国らしいゴツゴツとした屋根の構造が、
まさに北海道の駅であることをものがたっています。

木造の古い跨線橋には「竣工 昭和30年2月1日」とありました。
もっと古いもののように感じたのですが、
まあ、十分古いですね・・。
非常に渋い味のある跨線橋です。

江部乙駅 駅舎駅舎は昭和28年竣工の木造モルタル造。
すすけた壁面に哀愁が漂います。
抱きしめたい衝動に駆られる良い駅舎です。

駅舎の端の方に付いている駅名板は、
壁から少しはみ出したようになっていて、
そこにリンゴの絵が描かれていました。

江部乙駅の駅名板にリンゴ江部乙は昔からりんごの産地として有名らしく、
それをさりげなくアピールしているんですね。

今は最盛期に比べるとかなり農家が減ってしまったそうですが、
現在も周辺にはリンゴ農園が点在しているようです。



江部乙駅の駅舎内さて、駅舎内に戻って中を観察します。
窓口には1枚の張り紙があり、
「3月31日をもって閉鎖することとなりました」
と書かれていました。

てっきりこの訪問時の約4ヶ月前にあたる
2007年3月31日かと思いきや、
後日調べてみると、2003年に簡易委託廃止、
無人化されたことが分かりました。

ずいぶん長いこと貼付けられているんですね。
こういった文書はとりあえず何年と書いて頂けるとありがたいのですが。

江部乙駅折り返しの列車を見送りで、私はこの後8:17発の下り列車まで暇です。
間に江部乙駅で折り返す列車が2本ありますが、
それに乗っても意味がないので見送ります。
なんだか損をしている気分です。

あまりに暇なのでホームを端から端まで歩いたり、
跨線橋を支える古レールの刻印を1本1本見て時間をつぶします。

皇紀2602年製古レールすると発見しました。珍しい古レール。
2602年10月製造の八幡製鉄所のレールです。

未来に製造されたレールですね。
・・・いや、もちろん違います。

これは西暦ではなく皇紀
(神武天皇即位を紀元とした紀年法)
での表記なんですね。

1941年(昭和16年)から1948年(昭和23年)頃まで
八幡製鉄所(この時期は日本製鉄)で製造されたレールにおいては、
皇紀で書かれていたという歴史があります。

ちなみにこの皇紀は、
西暦よりも660年数字が大きくなっています。

なので、2602年製のレールは、
1942年(昭和17年)の古レールと言うことですね。

ああ楽しい(笑)

というわけで存分に駅を楽しんだ後、
次の駅へと向かったのでした。



つづく


tutibuta at 21:06 │Comments(5)TrackBack(0)駅訪問日記  | 函館本線

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この記事へのコメント

1. Posted by 砂日塚ノオ    2008年04月21日 21:00
5
つちぶたさん、こんばんは。
駅舎から微妙にはみ出して取り付けられた駅名板は、初めて見ました。
なかなか趣があっていいですね。
ところで、「北海道の鉄道廃線跡の旅」拝見いたしました。
綺麗に駅舎などが残っている所も結構あるのですね。驚きです。
本来もっていた機能を永遠に失っているにもかかわらず、地域の人々が
廃駅に対して長年にわたり手を入れているのは、すごいことですね。
単に、廃駅跡を広場や公園として維持するという目的以上に、
かつて自分たちの町に鉄道の駅があったんだということが、
今なお彼らにとって誇りにも似た意味合いをもつもの
(例えば、うちの町は歴史的にみて他の町とはひと味違うんだ、
かつて、国や企業が自分たちの町の重要性を認めて駅を設置したのだ、
というような地域的なアイデンティティをシンボライズするようなもの)
なのかもしれないな、などと、たわいないことを考えてしまいました(笑)
2. Posted by つちぶた    2008年04月22日 01:06
5 砂日塚さん、こんばんは。
北海道の廃線跡は廃線から随分経ってますが、
駅舎が良く残ってますよね。
しかもしっかりと管理されている所が多く、
これは大変有り難いことだと思います。

>かつて自分たちの町に鉄道の駅があったんだということが、
>今なお彼らにとって誇りにも似た意味合いをもつもの
そうですね。特に炭坑で賑わった路線では、
何とか残して過去を繋ぎ止めておきたいという気持ちでしょうか・・。

前に岩見沢で住んでいた時、
若干放置気味の駅舎を(幌内線の萱野駅だったかな?)
町のシンボルとして残そうと改修し、
キレイになった駅舎で地元の人が笑顔で集まっている写真を
市の広報か何かで見たのですが、
きっと色々な思いがあるのだろうなと胸が熱くなった記憶があります。
それは砂日塚さんの仰る地域的なアイデンティティの確認だったのかもしれませんね。

私は今夏また北海道に戻って廃線跡を巡る予定です(笑)
3. Posted by ワンワンヘロヘロ    2008年04月22日 19:15
こんばんは。コバリッシュから改名しました!
>私は今夏また北海道に戻って廃線跡を巡る予定です(笑)
今はどこに住んでるのですか北見から岩見沢のときは、半年ほどだった気がするのですが...。
また、北海道に住むんですね。
4. Posted by つちぶた    2008年04月22日 23:38
ワンワンヘロヘロさん、こんばんは。
スゴイ名前に変えましたね(笑)
今私は東京に住んでおります。
北見で約1年8ヶ月、岩見沢に半年で、
その後函館に半年近くいたのですが、
今年の2月末に東京に帰ってきました。
引っ越したくて引っ越しているわけではないのですが、
まあ色々事情がありまして・・・。
夏に北海道に戻る予定ではあるのですが、
決定しているわけではないので微妙なんですけどね。
5. Posted by ワンワンヘロヘロ    2008年04月23日 00:59
5 ありがとうございます。
宮崎県知事が組んでいたコンビ名からもじりました。かつては、「MCコパ」と名乗ってたこともあります。
これからは、東日本のUPが増えるんでしょうか?
事情・・・。これは不問として、第一に、お金がなければ「全て徒歩で訪問」の場合を除いて、駅に行くのは難しいですね。

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