2008年02月16日
日高本線全駅下車の旅(その5)岩見沢駅新駅舎・新冠駅・日高門別駅
2007年6月24日
日高本線全駅下車を目指す2日目です。
朝一の列車に乗るため岩見沢駅へ。
この日の前日(2007年6月23日)、
岩見沢駅では新駅舎が開業しました。
岩見沢駅の古い駅舎は、2000年12月10日に全焼してしまい、
その後、プレハブの仮駅舎で営業を続けていたという歴史があります。
新駅舎は3階建てになっていて、正面が全面ガラス張り。
柱には古レールが使用されており、
エスカレーターを上がるとレールの刻印が見えます。
内外の壁には煉瓦がふんだんに使われていて、
それが落ち着いた雰囲気を醸し出しているように感じます。
改札口を過ぎると古い跨線橋に直接つながっていて、
どのホームへ行くにも便利になりました。
しかしよくこの古い跨線橋を残したなぁと驚きます。
貴重な跨線橋なので末永く頑張ってもらいたいです。
で、新駅舎は今後更に工事が進み、
東側に南北を渡る自由通路、
西側の仮駅舎のある場所は市の施設ができる予定で、
完全な形になるのは2009年(平成21年)3月とのこと。
最終的にはかなり大きな建物になるのでしょうね。
日高本線全駅下車を目指す2日目です。
朝一の列車に乗るため岩見沢駅へ。
この日の前日(2007年6月23日)、
岩見沢駅では新駅舎が開業しました。
岩見沢駅の古い駅舎は、2000年12月10日に全焼してしまい、
その後、プレハブの仮駅舎で営業を続けていたという歴史があります。
新駅舎は3階建てになっていて、正面が全面ガラス張り。
柱には古レールが使用されており、
エスカレーターを上がるとレールの刻印が見えます。
内外の壁には煉瓦がふんだんに使われていて、
それが落ち着いた雰囲気を醸し出しているように感じます。
改札口を過ぎると古い跨線橋に直接つながっていて、
どのホームへ行くにも便利になりました。
しかしよくこの古い跨線橋を残したなぁと驚きます。
貴重な跨線橋なので末永く頑張ってもらいたいです。
で、新駅舎は今後更に工事が進み、
東側に南北を渡る自由通路、
西側の仮駅舎のある場所は市の施設ができる予定で、
完全な形になるのは2009年(平成21年)3月とのこと。
最終的にはかなり大きな建物になるのでしょうね。
で、私は始発の室蘭本線に乗って苫小牧駅に向かいました。
前回は苫小牧駅の駅舎を撮っているうちに
日高本線の車内が満席となって海側に座れなかったのですが、
今回は列車が来る前からホームで待っていたため
しっかりと窓際の席をゲットできました。
しかし天候はあいにくの曇り空でした・・。
妖しげな色に染まった海が広がっています。
9:32 新冠駅に到着しました。
単式1面1線で、真新しいホームと駅舎が建っています。
私は端から端までホームを歩いて観察していると、
ずっとこちらを睨んでいる男性がいるのに気が付きました。
近づいていっても私の顔から視線を動かそうとしません。
何か文句でもあるのかと考えていると、
向こうの方からドスのきいた声で一言。
「おぅ!おめぇ、鉄道マニアか!」
私は涼しい顔で
「ええ、まあそうですけど」と答えると、
「何撮ってんだ?汽車か?」
「いえ、汽車には興味はなくて、駅舎を見てまわってます」
などと馬鹿正直に返答。
すると、彼は
「ほう、駅舎か。様似駅は行ったか?あそこはイイぞ」
などと不思議と会話が続いたのでした。
その後少しの間話をして、
「それじゃな、気をつけてけよ!」
と言っておじさんは去っていきました。
人は見かけ&声によらないものですねぇ。
普通の、人の良いおじさんでした。
駅舎を観察した後、近くの踏切まで歩くと、
「高江駅跡」という碑が立っているのを見つけました。
「日高線は大正二年に苫小牧を起点として建設され、
大正十五年には日高拓殖鉄道により厚賀〜静内間が開通しました。
この地区は高江村と呼んでいたことから
「高江駅」の名がつけられ、木材運搬や
人々の生活路線として活用されました。
昭和二十三年には「新冠駅」と改められましたが、
場所は今も昔もあまり変わっていません」
上記の文章と共に、高江駅時代の木造駅舎が写った写真がありました。
これは貴重なものですね。
歴史を知ることのできるこういった碑は本当にありがたいです。
10:39 6駅も引き返して、日高門別駅に下車。
列車交換が可能な島式1面2線のホームで、
留置線も1本あります。
駅舎とは構内踏切で結ばれていますが、
特に駅舎内に入らなくても外に出られる構造になっていました。
駅舎の中にはキヨスクがあり、
ここで切符が売られています。
吹き抜けの明るい天井と、広めの待合室が特徴的です。
待合室内には日高の特産品などが並び、
壁には馬の写真が飾られていました。
日高と言えば競走馬の馬産地として大変有名ですね。
と言っても、私は競馬は全然知らないので
コメントのしようがないのですが。
写真には「スーパークリーク号」
「シャダイカグラ号」「イナリワン号」と、
G1レースで優勝した馬の名前が書かれていました。
うーん・・、分からない。
とりあえず外に出て駅舎を撮影。
街灯の上に馬の彫刻を見つけ、
さすが日高だなと思っていると、
ロータリーの中心にある時計の上にも
馬がいるのを発見しました。
しかも風見鶏の機能を持った馬、
風見馬でした。(そんな単語があるかは知らないけど)
それぞれの駅にそれぞれの発見がありますねぇ。
つづく
前回は苫小牧駅の駅舎を撮っているうちに
日高本線の車内が満席となって海側に座れなかったのですが、
今回は列車が来る前からホームで待っていたため
しっかりと窓際の席をゲットできました。
しかし天候はあいにくの曇り空でした・・。
妖しげな色に染まった海が広がっています。
9:32 新冠駅に到着しました。
単式1面1線で、真新しいホームと駅舎が建っています。
私は端から端までホームを歩いて観察していると、
ずっとこちらを睨んでいる男性がいるのに気が付きました。
近づいていっても私の顔から視線を動かそうとしません。
何か文句でもあるのかと考えていると、
向こうの方からドスのきいた声で一言。
「おぅ!おめぇ、鉄道マニアか!」
私は涼しい顔で
「ええ、まあそうですけど」と答えると、
「何撮ってんだ?汽車か?」
「いえ、汽車には興味はなくて、駅舎を見てまわってます」
などと馬鹿正直に返答。
すると、彼は
「ほう、駅舎か。様似駅は行ったか?あそこはイイぞ」
などと不思議と会話が続いたのでした。
その後少しの間話をして、
「それじゃな、気をつけてけよ!」
と言っておじさんは去っていきました。
人は見かけ&声によらないものですねぇ。
普通の、人の良いおじさんでした。
駅舎を観察した後、近くの踏切まで歩くと、
「高江駅跡」という碑が立っているのを見つけました。
「日高線は大正二年に苫小牧を起点として建設され、
大正十五年には日高拓殖鉄道により厚賀〜静内間が開通しました。
この地区は高江村と呼んでいたことから
「高江駅」の名がつけられ、木材運搬や
人々の生活路線として活用されました。
昭和二十三年には「新冠駅」と改められましたが、
場所は今も昔もあまり変わっていません」
上記の文章と共に、高江駅時代の木造駅舎が写った写真がありました。
これは貴重なものですね。
歴史を知ることのできるこういった碑は本当にありがたいです。
10:39 6駅も引き返して、日高門別駅に下車。
列車交換が可能な島式1面2線のホームで、
留置線も1本あります。
駅舎とは構内踏切で結ばれていますが、
特に駅舎内に入らなくても外に出られる構造になっていました。
駅舎の中にはキヨスクがあり、
ここで切符が売られています。
吹き抜けの明るい天井と、広めの待合室が特徴的です。
待合室内には日高の特産品などが並び、
壁には馬の写真が飾られていました。
日高と言えば競走馬の馬産地として大変有名ですね。
と言っても、私は競馬は全然知らないので
コメントのしようがないのですが。
写真には「スーパークリーク号」
「シャダイカグラ号」「イナリワン号」と、
G1レースで優勝した馬の名前が書かれていました。
うーん・・、分からない。
とりあえず外に出て駅舎を撮影。
街灯の上に馬の彫刻を見つけ、
さすが日高だなと思っていると、
ロータリーの中心にある時計の上にも
馬がいるのを発見しました。
しかも風見鶏の機能を持った馬、
風見馬でした。(そんな単語があるかは知らないけど)
それぞれの駅にそれぞれの発見がありますねぇ。
つづく
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この記事へのコメント
1. Posted by hillman 2008年02月18日 20:14
こんばんは!お元気ですか?
かなりご無沙汰して大変申し訳ございませんでした!
久しぶりに来て、いきなりお知らせと言うのもおこがましいのですが、この度サーバーを移転しましてURLの変更をお願い致します!
URLは下記のとおりです
http://easytrip.web.fc2.com/
日高本線もしばらく行っていないですので、近いうちにのんびりと車窓を眺めたいものです!
新しくなった岩見沢駅は以前俺も実際に見ましたが良い感じですよね!
すっきりした感じもありつつ、煉瓦張りの表面が重厚な感じを醸し出しています。
以前の岩見沢駅舎は残念な事になりましたが、新しい駅舎が末永く歴史を刻めることを願いたいですね。
今後とも宜しくお願い致します!
かなりご無沙汰して大変申し訳ございませんでした!
久しぶりに来て、いきなりお知らせと言うのもおこがましいのですが、この度サーバーを移転しましてURLの変更をお願い致します!
URLは下記のとおりです
http://easytrip.web.fc2.com/
日高本線もしばらく行っていないですので、近いうちにのんびりと車窓を眺めたいものです!
新しくなった岩見沢駅は以前俺も実際に見ましたが良い感じですよね!
すっきりした感じもありつつ、煉瓦張りの表面が重厚な感じを醸し出しています。
以前の岩見沢駅舎は残念な事になりましたが、新しい駅舎が末永く歴史を刻めることを願いたいですね。
今後とも宜しくお願い致します!
2. Posted by つちぶた 2008年02月18日 23:33
hillmanさん、こんばんは!
ご無沙汰しております。
サーバー移転お疲れ様です。
当方のリンクのURLを変更しておきました。
今後ともよろしくお願いします〜。
岩見沢の新駅舎、すごくイイですよね。
駅舎の全ての部分が完成したらまた再訪したいと思っています。
ご無沙汰しております。
サーバー移転お疲れ様です。
当方のリンクのURLを変更しておきました。
今後ともよろしくお願いします〜。
岩見沢の新駅舎、すごくイイですよね。
駅舎の全ての部分が完成したらまた再訪したいと思っています。
3. Posted by 大阪人 2011年05月03日 01:20
日高本線は1両だけハイブリット車両で古い車両を
改造した車両が運用していて、青色のキハ40が
いいので今日は日高本線で1日を使い、
新日本海フェリーで苫小牧東港〜敦賀港に
帰ろうと思いますが、敦賀の町より、
苫小牧のほうがいいなと思いました。