2008年01月13日
日高本線全駅下車の旅(その1)苫小牧駅・富川駅・勇払駅・浜田浦駅
2007年6月17日
岩見沢駅6:05発の糸井行き列車に乗り、
一路苫小牧駅を目指します。
今回は、3日間に分けて(週末を3週に渡って使い)
日高本線の苫小牧駅〜様似駅の全駅を巡る予定です。
7:36苫小牧駅に下車。
25分間の余裕があったので、
とりあえず外に出て駅舎を撮影。
明るい内に苫小牧駅の外に出るのは4年ぶり。
駅ビルのテナントは空きが目立ち、
4年のうちに随分寂しくなってしまったなと思う。
日高本線の発着するホームへと戻ってくると、
たった1両の列車内はかなりの乗客で埋まっていました。
苫小牧からの下りだからガラガラだろう、
なんて思っていたのですが利用客は多いんですね。
岩見沢駅6:05発の糸井行き列車に乗り、
一路苫小牧駅を目指します。
今回は、3日間に分けて(週末を3週に渡って使い)
日高本線の苫小牧駅〜様似駅の全駅を巡る予定です。
7:36苫小牧駅に下車。
25分間の余裕があったので、
とりあえず外に出て駅舎を撮影。
明るい内に苫小牧駅の外に出るのは4年ぶり。
駅ビルのテナントは空きが目立ち、
4年のうちに随分寂しくなってしまったなと思う。
日高本線の発着するホームへと戻ってくると、
たった1両の列車内はかなりの乗客で埋まっていました。
苫小牧からの下りだからガラガラだろう、
なんて思っていたのですが利用客は多いんですね。
さて、ここからは私の未知の領域に入っていきます。
苫小牧を出てしばらく室蘭線と並行して走り、
やがて右へカーブして南下します。
沿線はどこか荒涼としていて民家がほとんど無く、
大きな工場ばかりが目に付きます。
勇払駅を過ぎると海が現れてきましたが、
私が座っている席は陸側のロングシートだったので
風景を満喫するとまでは行きませんでした。
8:50富川駅に到着。
片面1線の無人駅です。
線路の先を見ると不自然な小カーブがあり、
ホーム上に階段を覆う鉄板があるところを見ると、
昔は相対式ホームだったと推測されます。
駅舎は平成元年竣工の簡易駅舎で、
待合室はかなり広々としています。
周囲に民家も多く、私が乗下車する際も
利用客が何人かいました。
ごく普通の小駅ですが、実にのどかです。
次は5駅先まで戻って、勇払駅に下車です。
富川駅では晴れ渡っていた空は、
霧に覆われてしまいました。
こちらも単式1面1線ですが、ホームはかなり広いです。
古そうなホーム上家も残っています。
ホームから駅舎の間も不自然に広いスペースがあります。
もとは島式1面2線に、さらに側線やらが何本かあった
大きな駅だったのでしょう。
駅舎も一部二階建ての大きなものが建っています。
しかし使われていない駅舎半分の窓は
全てベニヤで覆われており、建物自体も傷んでいて、
一見廃墟の様相を呈しています。
それでも待合室内はわりときれいでした。
駅はひとけもなくたいへん静かで寂しいくらいでしたが、
駅の反対側から時折賑わった声が聞こえてきます。
そこには小学校があるらしく、
しかも今日は運動会か何かが催されているようで、
車の出入りが多く見受けられました。
10:54浜田浦駅に下車。
霧は更に濃くなってきて、
遠くの方まで見渡せなくなっていました。
駅は単式1面1線の無人駅で、
周辺には数件の農家が見えるくらいの寂しい駅。
待合室は古く傷んだブロック壁の小さな建物があり、
昼間なのに中は非常に薄暗い。
中には、たわんだ木の板のイスが設置されていますが、
ちょっと腰掛けると折れてしまいそうです。
駅前の道路に出て駅を振り返ってみると、
ホーム向かいは何もない草原。
なんだか言葉を失う駅ですね・・・。
時折、白い霧のかたまりがゆらゆらと
ホームを横切っていきました。
わずか13分の滞在でしたが、
インパクト十分な駅でした。
つづく
苫小牧を出てしばらく室蘭線と並行して走り、
やがて右へカーブして南下します。
沿線はどこか荒涼としていて民家がほとんど無く、
大きな工場ばかりが目に付きます。
勇払駅を過ぎると海が現れてきましたが、
私が座っている席は陸側のロングシートだったので
風景を満喫するとまでは行きませんでした。
8:50富川駅に到着。
片面1線の無人駅です。
線路の先を見ると不自然な小カーブがあり、
ホーム上に階段を覆う鉄板があるところを見ると、
昔は相対式ホームだったと推測されます。
駅舎は平成元年竣工の簡易駅舎で、
待合室はかなり広々としています。
周囲に民家も多く、私が乗下車する際も
利用客が何人かいました。
ごく普通の小駅ですが、実にのどかです。
次は5駅先まで戻って、勇払駅に下車です。
富川駅では晴れ渡っていた空は、
霧に覆われてしまいました。
こちらも単式1面1線ですが、ホームはかなり広いです。
古そうなホーム上家も残っています。
ホームから駅舎の間も不自然に広いスペースがあります。
もとは島式1面2線に、さらに側線やらが何本かあった
大きな駅だったのでしょう。
駅舎も一部二階建ての大きなものが建っています。
しかし使われていない駅舎半分の窓は
全てベニヤで覆われており、建物自体も傷んでいて、
一見廃墟の様相を呈しています。
それでも待合室内はわりときれいでした。
駅はひとけもなくたいへん静かで寂しいくらいでしたが、
駅の反対側から時折賑わった声が聞こえてきます。
そこには小学校があるらしく、
しかも今日は運動会か何かが催されているようで、
車の出入りが多く見受けられました。
10:54浜田浦駅に下車。
霧は更に濃くなってきて、
遠くの方まで見渡せなくなっていました。
駅は単式1面1線の無人駅で、
周辺には数件の農家が見えるくらいの寂しい駅。
待合室は古く傷んだブロック壁の小さな建物があり、
昼間なのに中は非常に薄暗い。
中には、たわんだ木の板のイスが設置されていますが、
ちょっと腰掛けると折れてしまいそうです。
駅前の道路に出て駅を振り返ってみると、
ホーム向かいは何もない草原。
なんだか言葉を失う駅ですね・・・。
時折、白い霧のかたまりがゆらゆらと
ホームを横切っていきました。
わずか13分の滞在でしたが、
インパクト十分な駅でした。
つづく
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1. 生野駅 [ 駅は世界 ] 2008年01月20日 14:44
北海道遠軽町/JR石北本線≫次は生田原駅
ホーム1本の無人駅。廃バスの待合室がある
時計回りに辺りを見回してみる。北海道らしい平原の風景
駅前を走る1本の道
ホームに立つ
網走行きの列車が来た
出発進行
列車の運行は、上下合わせてわずか4本
この記事へのコメント
1. Posted by hide 2008年01月14日 21:06
つちぶたさん、こんばんは。
先日は「50の質問」に回答させていただきましたが、ご連絡してすぐに対応してくださり、ありがとうございました。
さて、北海道の駅はすごいですね。
まさに「何にも無い」という言葉がぴったりです。
まだ北海道には行ったことがありませんが、早く行ってみたいですね。
先日は「50の質問」に回答させていただきましたが、ご連絡してすぐに対応してくださり、ありがとうございました。
さて、北海道の駅はすごいですね。
まさに「何にも無い」という言葉がぴったりです。
まだ北海道には行ったことがありませんが、早く行ってみたいですね。
2. Posted by つちぶた 2008年01月16日 00:15
hideさんこんばんは。
北海道の駅はすごいですよ〜。
ほとんどの駅で雄大さを味わえますからね。
私はあまりに巡りすぎて麻痺してますけど・・・。
北海道の駅はすごいですよ〜。
ほとんどの駅で雄大さを味わえますからね。
私はあまりに巡りすぎて麻痺してますけど・・・。
3. Posted by 駅は世界 2008年01月20日 14:42
つちぶたさん、こんにちは!
日高本線の旅が始まったみたいで、とても楽しみに見ています。
こちらの路線も、他にも増して周辺がのどかに開けている感じですね。
こういう雰囲気に惹かれてしまうのはそもそもなんでなんだろうって、
自分でもかなり不思議だったりするんですけどね。
日高本線の旅が始まったみたいで、とても楽しみに見ています。
こちらの路線も、他にも増して周辺がのどかに開けている感じですね。
こういう雰囲気に惹かれてしまうのはそもそもなんでなんだろうって、
自分でもかなり不思議だったりするんですけどね。
4. Posted by つちぶた 2008年01月20日 19:32
駅は世界さん、こんにちは!
駅の風景ってなんで惹かれるんでしょうねぇ。
子供時代の記憶とか色々関係しているんでしょうか。
それにしても駅を好む方でも結構細かい違いがあって面白いですよね。
駅舎だけとか、駅名標だけとか。
私は駅を構成する空間に惹かれるんですよね。
個々の設備にももちろん興味はあるんですけど。
駅は世界さんはホームや駅前などしっかり記録されていて、
私にはもうたまりません
駅の風景ってなんで惹かれるんでしょうねぇ。
子供時代の記憶とか色々関係しているんでしょうか。
それにしても駅を好む方でも結構細かい違いがあって面白いですよね。
駅舎だけとか、駅名標だけとか。
私は駅を構成する空間に惹かれるんですよね。
個々の設備にももちろん興味はあるんですけど。
駅は世界さんはホームや駅前などしっかり記録されていて、
私にはもうたまりません
5. Posted by 駅は世界 2008年01月21日 01:19
勿体ないお言葉をいただき、誠に恐れ入ります…
今後ともよろしくお願いします!
今後ともよろしくお願いします!
6. Posted by つちぶた 2008年01月22日 04:34
こちらこそ今後ともよろしくお願いします!