JR全線全駅の駅舎をめぐる鉄道の旅!全駅下車をめざしつつ駅舎の写真・画像を紹介します!秘境駅も満載
2007年12月10日

根室本線・滝川駅〜新得駅下車の旅(その4)山部駅・野花南駅

根室本線・山部駅ホーム16:58 山部駅に到着。

ホームは相対式2面2線。

1番線と比べると、
2番線が異様に短くなっています。


山部駅構内にあるランプ小屋と倉庫駅構内には古い木造の倉庫と、
煉瓦積みのランプ小屋が残っていました。

あまりお目に掛からないものなので
小さな発見でも、喜びは大きいです。

駅舎はやや大きめのものが建っていて、
竣工日は昭和63年11月となっていました。

山部駅 駅舎それほど新しくも見えない洋風建築で、
駅の雰囲気にはマッチしているように思えます。

駅周辺はわりと民家が多く、
利用客も多めでした。

「山部駅」という駅名からして、
利用客の少ない小駅を想像していたんですけど、
見事に予想が外れました。



逆光のホームと去りゆく列車18:15 野花南駅に下車。

「のかなん」と読むらしいです。
駅名標を見て、あぁなるほどそう読むのかと感心してしまいました。
私は頭の中で「のばなみなみ」と読んでましたよ・・・。

ホームは単式2面2線でしょうか。
根室本線特有の変則的なホームです。

根室本線・野花南駅ホーム去りゆく列車の方向にはちょうど太陽が
沈んでいくところで、強烈な逆光になっていました。

この時間帯は仕方ないとはいえ、
ホームがうまく撮れない・・・。
おまけに長く延びる私の影が邪魔です・・・。


野花南駅 駅舎駅は無人で、おなじみの形の駅舎が建っていました。
周辺の民家は少なめで、たいへん静かです。

ボーッとするにはなかなか良い駅です。


さて、この後に野花南駅に滝川方面行き列車が来るのは
4時間半後の22:49。

その列車まで待ってられない、というか、
それだと今日中に家に帰れないので、
18:37に来る帯広行き列車に乗って富良野駅に戻ります。

で、富良野駅で1時間39分待って、
滝川駅へ出て岩見沢に向かう予定です。


夜の富良野駅ホームそんなわけで、富良野駅に18:59下車。

改札は18時で閉まるらしく、
出入り自由になっていました。

これだけ大きな駅で夜間が無人になるのかと
ちょっと驚きでした。

でもその後に来る列車の乗降客を見ていると、
確かに無人でいいなという状況ではありました。

私は夜の静かなホームのベンチに座り、
物思いにふけりながら列車を待ちました。


20:38発の滝川行き列車は11分遅れで出発。
その後遅れは取り戻せず、13分遅れで滝川駅に到着。

岩見沢行きの最終列車には間に合わない時間でしたが、
接続を待っていてくれたので無事帰れました。

北海道の列車は終電が早い・・・。



つづく





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この記事へのコメント

1. Posted by コバリッシュ   2007年12月10日 09:36
こんにちは。野花南駅はもし、読みを知らなかったら「のばなみなみ」とか読んじゃいそうだなと僕も思います。それに、1文字ずつ分けると、女の子の名前みたい。この駅は、ウィキペディアで見たところでは、アイヌ語の「ノッカ・アン」で、「仕掛け糸のあるところ」だそうです。
北海道の電車は、利用者が乏しく、単線・非電化が多くて、つちぶたさんの言う通り終電が早いですね。
2. Posted by つちぶた   2007年12月11日 01:47
確かに「野花 南さん」と書くと女の子の名前のようですね〜。

私は学生の頃よく夜遊びをしたので(笑)
北海道の早い終電時間を見る度に、
ここに住む学生はたいへんだなぁなんて思うんですけど。
でもむしろその方が健康的に成長できるから良いのかなぁ、
なんて思ってみたりもします。
3. Posted by コバリッシュ   2007年12月12日 16:48
5 もっと面白いのは、室蘭本線にある母恋駅だと思います。アイヌ語の「ポクセキ・オ・イ」で「ホッキ貝(ウバガイ)の棲むところ」だそうです。美唄駅も、「ピバオイ」で「カラス貝の棲むところ」だそうです。

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