JR全線全駅の駅舎をめぐる鉄道の旅!全駅下車をめざしつつ駅舎の写真・画像を紹介します!秘境駅も満載
2007年08月06日

函館本線・千歳線の駅巡り(その2)奈井江駅・茶志内駅・豊沼駅・砂川駅

函館本線・奈井江駅ホーム美唄駅の次は、奈井江駅に下車。

2面3線と中線が1本あり、
ホームはかなりの長さがあります。

平屋コンクリートの駅舎には駅員がいて、
待合室は広々としています。

奈井江駅 駅舎駅前のロータリーには、
タクシーとバスが停まっていました。

駅前から少し先に出ると、国道12号線。

この奈井江駅前の道路は
「日本一長い直線道路」の区間です。

直線部分は、距離にして29.2km。

駅名で言うと、光珠内駅付近から、
砂川駅の先あたりまででしょうか。

私は何度かこの道路を通ったことがありますが、
たいして感動はありません・・・。

北海道では直線道路がたくさんあるので、
慣れきってしまったのかもしれません。


旭山動物園号列車が来る10分前になったので、
私は跨線橋の先のホームへ行きました。

するとカラフルな特急列車が駆け抜けていきました。

旭山動物園号という4両編成の特急車両で、
それぞれの車両に異なる動物の絵が描かれていました。

これに乗って旭山動物園に行くとなると、
子供はきっと大喜びするでしょうね。



函館本線・茶志内駅ホーム次は茶志内駅に下車。

ホームは2面3線で、
構内には使用されなくなった側線が何本も
錆び付いたまま残っていました。

その先には広大な更地が広がっています。
かつてはここには新日本石油美唄油槽所があって、
石油輸送が行われていたらしい。

茶志内駅 駅舎ホームと駅舎を結ぶ跨線橋は、
真ん中の階段が閉鎖されています。

もとは島式2面4線だったようですが、
駅舎側の1線が無くなって、
地上から直接ホームに上がれるようにしたので
そのホームへの階段が不要になったのでしょう。

駅舎は無人で、昭和39年竣工の
コンクリート駅舎が建っています。

駅舎内にはテーブルとイスが置かれていました。
地元の人たちの会合にでも使っているのでしょうか。





函館本線・豊沼駅ホーム10:04 豊沼駅に下車。

ホームは相対式2面2線ですが、
この駅も何本か側線があった跡が残っていました。

駅舎は大振りのものが建っていますが無人駅です。

駅前が国道と反対方向に位置しているため、
かなり静かでした。

豊沼駅 駅舎国道に出るにはかなり遠回りを強いられるため、
利用者には不便に見えます。

もっともその利用者もかなり少ないようですけど。

(Wikipediaによると、2002年度の1日平均乗車人数は34人、とのこと)





函館本線・砂川駅ホーム豊沼駅で1時間の間ボーッとして、
11:09 砂川駅に到着。

この駅も再訪問ですが、
昨年来たときはほとんど吹雪でした。

雪がないってホントにありがたい。

砂川駅 駅舎駅舎は昨年見たときと壁の色が
違っているように見えました。

後日写真を見比べると、確かに違っていました。
(→塗り変わる前の砂川駅

クリーム色だった壁の色はグレーになっていて、
錆び付いていた車寄せ部分の壁もキレイになっています。

駅舎の隣には新たに自由通路が完成。
2007年1月7日にオープンしたもので、
地域交流センター「ゆう」と直結しています。

この自由通路の完成に合わせて、
駅舎の壁を塗り替えたのかもしれません。

砂川駅自由通路にある古レール自由通路を渡って反対側に出ようとしたところ、
1本の古レールが飾られているのを発見。

かつてこの砂川駅に掛かっていた、
上砂川線跨線橋に使われていた古レールだそうで、
イリノイ社1897年製のレールでした。

発注元の刻印に阪鶴鉄道(尼崎・福知山間)を示す
「HANKAKU」の文字が入っています。

関西で使われていたレールが
わざわざ北海道まで運ばれて
古レールとして使用されたというところが
すごいですよね。


で、私は次の列車で岩見沢に戻り、
今度は岩見沢から札幌方面へ
1駅ずつ降りていくことにしました。



つづく





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