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2006年11月25日

森林鉄道蒸気機関車・雨宮21号に乗った日

遠軽町丸瀬布・・・・

私が石北本線の丸瀬布駅に下車した
2005年6月13日からずっと、
狂おしいほどに気にかけていた場所があります。

それは、「丸瀬布森林公園いこいの森」。

ここには、北海道遺産にも指定されている、
"森林鉄道蒸気機関車・雨宮21号"があるのです。

この雨宮21号、
なんと昭和3年に製造された森林鉄道用の蒸気機関車で、
現在も動態保存されているのだそうです。

見たい、乗りたい、と思えども、
北海道の多くの施設がそうであるように、
冬期間は営業をしていないのです。

そして雪解けの4月下旬を迎えても、
雨宮21号の運行日は土日のみ。

何故だ雨宮よ、何故なんだ・・・



そんなこんなで1年以上が過ぎ、
ついに我々にもチャンスが訪れたのでした。
それは夏休み期間の毎日運行!
これならイケル!

とはいえ、なかなかスケジュールが合わず、
平日運行最終日というギリギリの日に
行くこととなりました。



石北本線の丸瀬布駅から国道を外れ、
山道を進みます。

行けども行けどもたどり着かず、
山はガンガン深くなっていきます。
もちろん民家もありません。

道を間違ったのかと思ったのですが、
案内板通りに来たし、第一、道は一本です。
迷うはずがない。

で、ようやくたどり着いた「いこいの森」は、
駅からなんと9kmも離れた山奥にありました。
駅のすぐ近くだと思いこんでいたので驚きです。



森林鉄道蒸気機関車・雨宮21号ついに雨宮21号とご対面ですが、
想像していたよりもずっと小さくて
可愛らしいアメリカンな蒸気機関車でした。

うしろには少量の薪と石炭が積まれています。
この森林鉄道は、薪で動くのだそうです。

そして、窓の付いた客車が1両と、
窓のないトロッコ車両が4両付いています。

森林鉄道ホームと客車駅のホームは小さく狭いですが、
上家を支える木の柱と縦の駅名標が
いい味を出しています。

最初の内は乗客が我々のみと思われたのですが、
発車時刻が近づくと、3組ほどの乗客が集まってきました。

で、我々は窓のない開放的な車両に乗りこみます。


森の中を疾走する雨宮21号15:30、プオォォーーー!という音と共に
汽車が動き出しました。

けむりをモクモク出して走るその姿が、
何とも勇ましく、胸躍ります。

汽車が走る距離は園内の2km。
橋を渡り、森の中を疾走します。
緑の薫りを含んだ風が心地いいです。

汽車初体験ということもあり、
私は大変満足でした。

↓その時の雨宮21号の動画






いこいの森にある客車 スハ43 703汽車を降りた後、駐車場の隣にたたずむ
一両の客車を見に行きました。

しっかりと屋根に守られた客車で、
なんと中にも入れました。

外には水場も用意されています。

スハ43 703を横からここ「いこいの森」ではキャンプ場もあるのですが、
テントのない人はここで寝なさい、
ということでしょうか。

でも客車の中のボックス席には
それぞれテーブルが設置されていたので、
食堂車代わりってことかな?

客車の中どちらにしろ、客車の再利用は良いですね。

そういえば北海道には各地に
車両で寝泊まりできる施設があります。

ただ私は、若い頃なら喜んで泊まっただろうけど、
今この歳になってしまうと、
積極的に車両内で寝ようと思えないなぁ、と、
自分の弱々しくなった精神を発見し、
ちょっとブルーになるのでした。

さて、時間があればここにある資料館などを
見学したかったのですが、
時刻は既に16:00過ぎ。

本日「新栄野駅跡」を日が暮れる前に見るという
重要なミッションがあるので、
この辺で「いこいの森」を後にすることにしました。

もっと早く出かけろって話しですよ。ええ。



つづく


tutibuta at 21:35 │駅訪問日記  | 石北本線

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