2006年08月19日
北海道廃止目前駅をめぐる旅(その19)伊達紋別駅・稀府駅・洞爺駅
跨線橋を渡って改札へと歩いていくと、巨大な兜が置かれていました。
伊達紋別って、まさか仙台の伊達家とは
関係ないよなぁと思ってたのですが、
どうやら関係があるようです。
兜の上には「海を越えた武士たち」という題で
説明文が書かれていました。
それによると、仙台の伊達家が、
戊辰戦争で官軍に対抗したため領地等を奪われたので
領主伊達邦成が北方警備を望んで有珠郡に移り住み、
開拓をした、とあります。
そんな歴史から「伊達」がこの地に残っているのですね。
駅舎は2階建てで大きめ。武士道と北海道建築のコラボレートといったところでしょうか。
素晴らしい駅舎です。
駅舎内は居心地が良く、
私はここのキヨスクでおにぎりを買って昼飯にしました。
次に「稀府駅」に下車。この駅も相対式1面島式1面3線のホーム。
ホームが長すぎて端まで行けません。
無人の駅舎は屋根や壁がとがっている
斬新なデザインをしています。
とても静かな駅です。
暇なので駅前の通りをまっすぐ進んでみましたが、車の往来がある通りまでは結構距離があり、
行き帰りでまた体力を使ってしまう・・・。
坂道を下って駅に戻っていくと、
駅の向かいが海になっていることに気がつきました。
ホームにいたときは民家に遮られて見えなかったのです。
もちろん海まで行ってみよう、
などとは思いませんでしたが。
次は、今回の旅で最後の駅となる「洞爺駅」に下車。観光地としての名前でよく聞くので、
賑やかな駅だろうと予想してましたが、
実際その通りでした。
コンクリートの駅舎は新しくてきれいです。
駅前も多くの車やバスが行き交っていました。
まさしく観光の拠点としての駅という感じです。洞爺駅を35分間満喫して、
私は15:12発の北斗11号で札幌へと向かいました。
まだ早い時間ですが、この時間で戻らないと、
今日中に北見に戻れません。
16:58に札幌に到着し、
17:30発のオホーツク7号で北見へと帰ります。
いつもなら、もう少し旅を続けて、
もう少し駅を見ていたい・・・などと思うのですが、
今回は寒さにやられ只でさえ弱い精神を破壊されたので、
終わってホッとした、早く帰りたい、
という軟弱な思いに満ちての帰宅となりました。
「北海道廃止目前駅をめぐる旅」は、
これにて終了です。
全部読んでくれた方、ありがとうございました。
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この記事へのコメント
1. Posted by ていしゃば
2006年08月23日 00:05
「北海道廃止目前駅をめぐる旅」完結おめでとうございます!
残念ながら私はどの駅にも行けなかったのですが、つちぶたさんのレポートで行った気分にさせていただきましたー(^^
2. Posted by
つちぶた
2006年08月23日 05:46
ていしゃばさん、ありがとうございます。
つらい冬の旅も今では良い思い出です。
というか、駅の写真を見返すと、
良い記憶、良い気持ちしか感じられなくなっているから不思議です(笑)
3. Posted by PON
2006年08月29日 20:14
北海道廃止目前駅をめぐる旅お疲れ様でした。
本当に実行してしまうなんてさすがつちぶたさんですね。今まで拝見した中では、新栄野駅に特別な思い入れを感じますが、いかがでしょうか?
JRの廃止7駅の発表、由仁駅の解体、吉岡海底駅の見学終了、そして、銀河線廃止によって味のある駅舎たちが消え、駅舎ファンにとっては残念な話題が多いです。私もそういった駅舎を時間の許す限り数多く訪問したいと願っています。
私も駅舎の写真を見ていると、猛暑や猛吹雪だったときのつらさもよい思い出に感じます。
4. Posted by
つちぶた
2006年08月30日 21:52
PONさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます〜。
確かに、新栄野駅には愛着がありました。
最初に訪れたときは、インパクトは受けたけれど
正直好みの駅と言うほどではなかったのですが、
その後何度も訪れる内に愛が芽生えましたね(笑)
実は先日、廃止撤去後の新栄野駅に行ってきたのですが、
跡形もない姿を見て涙が出そうになりました。
今後のブログで詳しくレポートします。
最近急速に駅や路線が失われていって悲しいですが、
私もできる限り無くなる前に訪問できればいいなと思っています。

