JR全線全駅の駅舎をめぐる鉄道の旅!全駅下車をめざしつつ駅舎の写真・画像を紹介します!秘境駅も満載
2006年08月12日

【廃止目前の旭浜駅】北海道廃止目前駅をめぐる旅(その18)旭浜駅・長和駅・北舟岡駅

2006年3月15日

室蘭本線・旭浜駅ホーム恐怖の小幌駅を出て、次に降りたのが、
2006年3月17日で営業終了した「旭浜駅」。

この駅に降りたことにより、
"今回無くなる北海道の駅"は張碓駅を除いて
全て下車達成になりました。



ホームは相対式2面2線。
駅舎や待合所はありません。

線路は不自然なくらいまっすぐと延び、
広々としすぎるほどの大地が続いています。

線路沿いに同じくまっすぐ延びた道路があるので、
車の通りはひっきりなしにあるのだけど、
ひどく寂しい気分にさせられる駅です。

これは利用客はいないだろうな、と思う。

道路の向こうには、海が広がっています。
それが余計に寒々しさを誘うのです。

旭浜駅の建築物 職場2号駅入口に、トイレのような小さい建物があります。
最初これが待合所かと思ったのですが、
そうではないらしい。

中には入れません。

建物財産表を見ると、
「旭浜 職場2号 昭和40年6月」
とありました。


わずか23分の滞在で、
9:09の東室蘭行き列車に乗り込みます。

入れ違いに鉄道ファンが降りていきました。
私が下車したときも、一人の鉄道ファンが
入れ違いに乗っていったので、
うまい具合にそれぞれの時間を独占できたなと思う。

やはり廃止目前だとたくさん人が来るのでしょうか。




室蘭本線・長和駅ホーム次に「長和駅」に下車。

今回どの駅にも、山のように雪が積もっていたのですが、
この駅ではほとんど溶けかかっていました。
場所によってここまで差があるのかと愕然としました。

ホームは相対式1面島式1面3線。
長いホームが長閑さを演出します。

室蘭本線・長和駅 駅舎駅舎は簡易的なものですが、やや大きめ。

駅前にのびるまっすぐな道をひたすら進むと、
車の通りの多い道路に出ます。





室蘭本線・北舟岡駅ホームその後、「有珠駅」を下車してから、
「北舟岡駅」に下車しました。

相対式2面2線。
ホームの横は海で、インパクトがあります。

駅前通りを進むと多くの民家がありそうですが、
駅前は荒涼としています。

室蘭本線・北舟岡駅 待合室やや背の高い待合室があり、
寒い海風を避けつつ列車を待つことが出来ます。


先程私が乗ってきた東室蘭行き列車は、
待合室側に停車したので、次の列車は海側だろうと思って、
跨線橋を渡り待っていると、来た列車は待合室側に入線してきました。

おいおい、上下線とも同じホームかよ!

私はあせって跨線橋を駆け上がり、
ホームの先まで走って列車に乗り込みました。

線路が複数ある場合は必ず発着ホームを
確認するようにしていたのですが、
この駅では気を抜いていました。

無駄な体力の消耗です・・。



まだつづく・・・





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この記事へのコメント

1. Posted by ゆづタンの鉄爺さん   2009年10月31日 21:27
この駅周辺を将来、北海道新幹線ができたときに車両基地として、長万部駅から引き込んで活用する。それだけ広大な土地がこの周辺にある。西胆振市町村への旅客乗降用駅は、洞爺湖町の洞爺高台の観湖台あたりに「新洞爺駅」を誘致建設する。ドライブインの「サイロ展望台」規模のコンパクトな駅舎が地上にあり、地下に半地下壕工法で掘進されてくる「内浦トンネル」内にホームがあれば豪雪地帯の影響を避けられるはず、こんな札幌延伸が白紙化になったので、再度見直しルートも当初案から変更し、ニセコのお湯枯れの現況となる昆布トンネルも不要とすることが考えられる。
2. Posted by ゆづタンの鉄爺さん   2009年10月31日 21:30
セコのお湯枯れの元凶となる昆布トンネルも不要とすることが考えられる。と訂正します。
3. Posted by ゆづタンの鉄爺さん   2009年10月31日 21:31
ニセコのお湯枯れの「元凶」と訂正。
4. Posted by つちぶた   2009年11月02日 14:19
>ゆづタンの鉄爺さん様
貴重な情報ありがとうございます。
新幹線建設も色々問題が出てきて大変なんですね。

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