2006年07月22日
北海道廃止目前駅をめぐる旅(その15)砂川駅・岩見沢駅・由仁駅
2006年3月14日
旅6日目。
ということで、あと2日分の旅行記があります。
超マイペースな旅ブログを目指します。
本日の旅は、函館本線の駅を適当に下車することと、
気になる駅舎を見に行くこと。
旅行程はかなり牧歌的です。
寒さだけは相変わらずだけど。
さて、この旅4回目の北見駅出発。
石北本線の眺めが日常化してます。
3時間超列車に揺られ、
まず最初に降りたのは「砂川駅」。
降りたホームは、駅舎とは正反対の場所で、
特急が行ってしまうとひどく寂しい気分にさせられました。
旅6日目。
ということで、あと2日分の旅行記があります。
超マイペースな旅ブログを目指します。
本日の旅は、函館本線の駅を適当に下車することと、
気になる駅舎を見に行くこと。
旅行程はかなり牧歌的です。
寒さだけは相変わらずだけど。
さて、この旅4回目の北見駅出発。
石北本線の眺めが日常化してます。
3時間超列車に揺られ、
まず最初に降りたのは「砂川駅」。
降りたホームは、駅舎とは正反対の場所で、
特急が行ってしまうとひどく寂しい気分にさせられました。
ホーム上にはドカドカと雪が積もっています。
駅前に出ると、雪が横から叩き付けてきました。
ひどい歓迎です。
氷点下と雪に覆われながらデジカメで撮影。
この状況でデジカメがよく動いてくれるよなぁと
自分のカメラをちょっと賞賛してみます。
駅舎は北海道らしいデザインで、
なかなか可愛いげがあります。
その隣には近代的なデザインの自由通路が建設中でした。
その後、「美唄駅」に寄って、
「岩見沢駅」に下車しました。
ホームには巨大な馬の像がありました。
岩見沢と言えば、「ばんえい競馬」。
なるほど、そのアピールだな、なんて思ったら、
「農業用馬 木彫」
と書かれている。
競馬は関係ないのか・・・。
農業のアピールなのかな。
なんにしても、なかなかの迫力です。
さて、古そうな跨線橋を渡り、
改札を抜けて見上げた駅舎は・・・
プレハブ?
駅舎の改築工事中なのかなぁと、
その時は深く考えなかったのですが、
帰ってきて調べたところ、
「岩見沢駅舎は、平成12年12月に火災により焼失」
という記事を発見。
現在駅舎再建に向け、
「岩見沢駅舎建築デザインコンペ」という
熱い運動が行われている模様です。
新しくできたら、また来なければ!
というわけで、
仮駅舎の中は狭く、そのわりに利用客は多いので
あまり居心地が良くありませんでした。
かといって外で待つ事なんてできないので、
おとなしく待つことにします。
さて、これから私はこの岩見沢駅から、
室蘭本線に乗り換えます。
この室蘭本線、本数がとにかく少なくて、
おまけに北見から来ると、面白いくらいに接続しないんです。
ほんとに、どうしてくれようと。
で、まあとりあえず目的の一駅に行ければいいやと
駅下車数は諦めて、とにかく進みました。
そして目的の「由仁駅」に下車したのでした。
実は、この駅の駅舎がとにかく素晴らしい、
しかし、無くなるらしいという二つの有力情報を聞き、
なんとしてでも行かねばと思っていたのです。
そんなわけだから、ホームに降りる前から、
顔はニヤケるわ、喜びで体は震えるわと、
押さえがたい身体的変化を感じていました。
降り立ったホームは駅舎の反対側でした。
そして、列車が行ってしまうと、
雪が舞い散る中に、その駅舎が姿を現しました。
「あれか!あれなのか!!!」
うおぉぉぉ!と叫びたくなる衝動をググッと抑えて、
とりあえず、やけに新しそうな跨線橋を渡ります。
跨線橋は自由通路も兼ねているのか、
反対側にも出口が延びています。
私はまず、反対側の出口を見てから、
駅舎に向かいました。
一番おいしい物は最後にとっておくタイプの人間なのです。
で、現れたのは、マンサード屋根の木造駅舎!
すげえ!これはマジすげえ!!
もう「すげえ」しか言葉が出てきません。
何という語彙の少なさでしょうか。
駅舎訪問の冥利です。生きてて良かった。
駅前に出て車寄せを見上げます。
見事なハーフティンバーです。
屋根を支える柱はそれぞれ3本という凝りよう。
傷んだ下見板張りの壁が融雪に耐えてきた
歳月を語りかけてきます。
私は時間の許す限り、駅の中やホームを
行ったり来たりという不審な行動で、
駅舎をなめるように観察し続けました。
約50分間の滞在を存分に楽しみ、
私はまた岩見沢駅へと戻っていきました。
まだまだ、つづく
駅前に出ると、雪が横から叩き付けてきました。
ひどい歓迎です。
氷点下と雪に覆われながらデジカメで撮影。
この状況でデジカメがよく動いてくれるよなぁと
自分のカメラをちょっと賞賛してみます。
駅舎は北海道らしいデザインで、
なかなか可愛いげがあります。
その隣には近代的なデザインの自由通路が建設中でした。
その後、「美唄駅」に寄って、
「岩見沢駅」に下車しました。
ホームには巨大な馬の像がありました。
岩見沢と言えば、「ばんえい競馬」。
なるほど、そのアピールだな、なんて思ったら、
「農業用馬 木彫」
と書かれている。
競馬は関係ないのか・・・。
農業のアピールなのかな。
なんにしても、なかなかの迫力です。
さて、古そうな跨線橋を渡り、
改札を抜けて見上げた駅舎は・・・
プレハブ?
駅舎の改築工事中なのかなぁと、
その時は深く考えなかったのですが、
帰ってきて調べたところ、
「岩見沢駅舎は、平成12年12月に火災により焼失」
という記事を発見。
現在駅舎再建に向け、
「岩見沢駅舎建築デザインコンペ」という
熱い運動が行われている模様です。
新しくできたら、また来なければ!
というわけで、
仮駅舎の中は狭く、そのわりに利用客は多いので
あまり居心地が良くありませんでした。
かといって外で待つ事なんてできないので、
おとなしく待つことにします。
さて、これから私はこの岩見沢駅から、
室蘭本線に乗り換えます。
この室蘭本線、本数がとにかく少なくて、
おまけに北見から来ると、面白いくらいに接続しないんです。
ほんとに、どうしてくれようと。
で、まあとりあえず目的の一駅に行ければいいやと
駅下車数は諦めて、とにかく進みました。
そして目的の「由仁駅」に下車したのでした。
実は、この駅の駅舎がとにかく素晴らしい、
しかし、無くなるらしいという二つの有力情報を聞き、
なんとしてでも行かねばと思っていたのです。
そんなわけだから、ホームに降りる前から、
顔はニヤケるわ、喜びで体は震えるわと、
押さえがたい身体的変化を感じていました。
降り立ったホームは駅舎の反対側でした。
そして、列車が行ってしまうと、
雪が舞い散る中に、その駅舎が姿を現しました。
「あれか!あれなのか!!!」
うおぉぉぉ!と叫びたくなる衝動をググッと抑えて、
とりあえず、やけに新しそうな跨線橋を渡ります。
跨線橋は自由通路も兼ねているのか、
反対側にも出口が延びています。
私はまず、反対側の出口を見てから、
駅舎に向かいました。
一番おいしい物は最後にとっておくタイプの人間なのです。
で、現れたのは、マンサード屋根の木造駅舎!
すげえ!これはマジすげえ!!
もう「すげえ」しか言葉が出てきません。
何という語彙の少なさでしょうか。
駅舎訪問の冥利です。生きてて良かった。
駅前に出て車寄せを見上げます。
見事なハーフティンバーです。
屋根を支える柱はそれぞれ3本という凝りよう。
傷んだ下見板張りの壁が融雪に耐えてきた
歳月を語りかけてきます。
私は時間の許す限り、駅の中やホームを
行ったり来たりという不審な行動で、
駅舎をなめるように観察し続けました。
約50分間の滞在を存分に楽しみ、
私はまた岩見沢駅へと戻っていきました。
まだまだ、つづく
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 岩見沢市 [ 北海道、札幌からの旅情報 ] 2007年04月07日 10:35
岩見沢市(いわみざわし)は、北海道空知支庁南部の市、空知支庁所在地であります。函館本線・室蘭本線を中心に石炭輸送の大動脈を支える都市として発展したが、管内の炭鉱閉山に伴い、現在は国道12号・国道234号・道央自動車道を軸に札幌市のベッドタウンの役割を果たしてい...
この記事へのコメント
1. Posted by ていしゃば 2006年07月26日 03:31
ついに、由仁駅登場ですね!
私も「すげえ」しか出てこない駅舎でした。
> 私はまず、反対側の出口を見てから、
> 駅舎に向かいました。
私も同じことしますよー。特に、好みの駅舎のときに。
そのほか、駅舎から駅前に出てもすぐに振り向かずに、駅前の通りくらいまで歩いて行ってから振り向く、という儀式?を行う場合があります・・・(^^;
それにしても、岩見沢駅舎が焼失、というニュースを当時聞いた時はショックでしたねえ。
2. Posted by つちぶた 2006年07月27日 05:11
あ、それじゃあ、ていしゃばさんも好きな物を最後にとっておくタイプですね(笑)。
岩見沢駅焼失に関しては、
その時、私はまだ駅訪問を目指していなかったので
全然知りませんでした・・・。
一般公募で決まる駅舎のデザインに期待します!
これは楽しみだ〜。