JR全線全駅の駅舎をめぐる鉄道の旅!全駅下車をめざしつつ駅舎の写真・画像を紹介します!秘境駅も満載
2006年01月07日

釧網本線全駅plus最東端駅への旅(その9)

根室本線・尾幌駅13:23「門静駅」を出発。
車窓に草原の風景が広がります。
13:31「尾幌駅」に下車。

1面1線の無人駅で貨車駅舎です。

それにしても駅周辺の土地が広い。
開放感を存分に感じられる駅です。
思わず両手を広げたくなります。

駅前には廃屋がちらほらありました。
でもその先の大通りに出るとコンビニもあって、
駅とは正反対の雰囲気になっています。

この駅では17分しか余裕がないので
小走りで駅に戻ります。




根室本線・糸魚沢駅ホーム次に向かったのが「糸魚沢駅(いといざわ)」です。

ここも1面1線の無人駅ですが、
ここはつい「ぅぉぉぉぉぉおおおおおおお!!」と
うなり声を上げてしまう程の素晴らしい木造駅舎が建っています。

素晴らしい!素晴らしすぎる!!
脳内麻薬がドバドバ出てきます!

根室本線・糸魚沢駅 駅舎屋根が片流れですが、正面にも短い屋根があるという変わりもの。

北海道の民家は、積雪のことを考えてか、
屋根は片流れか、勾配のきつい切妻のトタン屋根が多いのですが、
駅舎の屋根に片流れというのは珍しいような気がします。
まあ、北海道の駅はまだ半分も行ってないので断言できないけれど。



余談ですが、全国的によく見る「瓦屋根」、
北海道では上記の理由からか、ほとんど見られません。

そのことを北海道の知人に言うと、確かにその通りだそうで、
「瓦屋根というのは城とか歴史的建築物にしか無いと思っていた。
 東京に行って初めてどこにでもある屋根なんだと知った。」
という極端な例もありました・・・。



ちなみにこの駅舎は昭和22年築だそうです。
戦後間もない頃にこのような駅舎がよく造られたなと思う。
同じタイプの駅舎がかつて「門静駅」にもあったそうですが、
そちらは老朽化で無くなったそうです。(確かに無かった)

この糸魚沢の駅舎は致命的な傷みは無さそうなので、
まだまだいけそうな気がします。





さて次は厚岸駅に向かって戻っていくのですが、
この糸魚沢〜厚岸間は湿原、別寒辺牛川、厚岸湖と
1駅の間に見所満載の車窓風景が爆発します。
ここまで豪華な風景を満喫できる区間はなかなか無いのではと思う。

糸魚沢駅に行くときに一度味わったその風景を、
また戻って楽しめるという幸せ!

しかし、乗り込んだ車内は小学生の団体が乗り込んでいました。
奥の方には行けず、仕方なく運転席後ろのデッキで立ちます。

私が立った場所は湖が見えない反対側で、
その上、デッキにも小学生が溢れていて風景どころではありませんでした。
仕様がないのでまっすぐ前を見つめていました。

地元の子供たちだからなのか、若い所為なのか、
風景を楽しもうとする若者は皆無です。
代わりにデッキにいた女子小学生のグループは、
そこにいた顧問の若い男性の教師に下ネタな質問を連発。
(ここでは書けない)

ちょ、おまえら、小学生のくせに何を言って・・・・・・
平然と「おまえら馬鹿か?」と返す教師の脇で、
全然関係のない私の方がしどろもどろになる始末。

やれやれ・・・。




根室本線・厚岸駅ホームようやく「厚岸駅」に到着。
いろんな意味で悶絶必死の車内から解放されました。

ホームは相対式1面、島式1面2線。
一番端には使われていなそうな線路が一本と、
貨物用のホームがあったような?広いスペースが空いていて、
構内は広く感じます。

根室本線・厚岸駅 駅舎利用客はとても多く、学生の数も非常に多い。
駅舎は平屋の鉄筋コンクリートで、待合室は広く、
売店もありました。

端の方に厚岸の特産品が飾られてあるガラスケースがあり、
港町らしい海の特産物が並んでいました。

特に「牡蠣(かき)」に力を入れているようですが、
「かきカレー」「かき蒲鉾」はいいにしても、
「かき最中」「かきまんじゅう」というのはどうなのか。
しかも「かきアイス」に至っては・・・・

私は牡蠣が苦手なので食したいという気持ちは微塵もないけれど、
気になると言えば気になります。
特にアイスが。




根室本線・上尾幌駅ホーム16:15厚岸始発の列車で釧路方面に戻り、
16:41「上尾幌駅」に下車。

相対式1面、島式1面2線のホームで、
島式ホームは半分草に埋もれています。

駅舎側の相対式ホームには「きのこの里」という標が立っています。

説明によると、
かつてこの辺りで栄えていた石炭、林業、
酪農業などは衰退してしまったので、
昨今はキノコによる地域活性化を図っている
と言うことだそうです。

経済の転換やら過疎化の影響などで、
こういう地方は本当に大変なのだろうなと思います。


根室本線・上尾幌駅 駅舎さて、駅舎の方は無人駅で、木造モルタル。
正面の壁はきれいになっているけれど、
ホーム側は建てたときのままなのか古さが目立ちます。

駅の開業は大正6年ですが、駅舎はおそらく戦後のものではないかと。

駅舎の脇にいかにも古そうな木造のトイレがありました。
こちらは昭和8年竣功で現役です。

ホームを行ったり来たりしながら隅々まで見て回っていると、
あっという間に17:30を過ぎました。

太陽は山に隠れて見えなくなり、
藍色へと変化していく空には赤く染まった雲が浮かんでいました。

際立った何かがある駅ではないけれど、
ホームも駅舎内も、非常に落ちつく駅で、
立っているだけでも安堵感を感じます。



上尾幌駅17:39発、釧路行きの列車に乗りこみます。

その後は、釧路で乗り換えて釧網本線を網走まで戻り、
オホーツク10号で北見に戻ります。

実質6時間かけて家に帰るわけです。

で、
明日も同じ時間をかけてこの根室本線に戻ってくる、
という計画なのだけれど、
どう考えても正気の沙汰ではない。

お金があれば釧路でホテルに泊りたい。
でも無いので北見に帰ります。



それではまた次回。

つづく




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