JR全線全駅の駅舎をめぐる鉄道の旅!全駅下車をめざしつつ駅舎の写真・画像を紹介します!秘境駅も満載
2005年12月18日

釧網本線全駅plus最東端駅への旅(その6)

2005年9月8日(木)

(旅3日目)


北見駅を8:07に出発。

寝坊したのではありません。
当初乗る予定だったオホーツク9号は運休となり、
その次にくる6:54発網走行きに乗ったとしても、
釧網本線の列車に接続しないのです。

というわけで実に優雅な時刻に出発なのです。

が、
8時と言えば学生のラッシュ。
当然混むわけです。

北見駅に到着した普通列車は4両。
(普通列車が4両も付くことがあるのかとまず驚く)
それが見事に学生で埋め尽くされています。

しかし2駅先の「愛し野」駅に着くと、
ほぼ全員が下車していきました。
あまりに人数が多いので(ホームも狭いので)
すぐには降りきらなくてかなりの時間停車していました。


ガラガラの車内を満喫しつつ、網走駅に到着。
台風一過ということもあって、本日は快晴であります。
台風が過ぎ去った網走駅




10:01
しっかりと窓際の席を陣取り、網走駅を出発。
美しい海の景色を眺めつつ、
降りた駅を再確認したりで実に楽しいです。

しかし、摩周駅あたりにつくと、
車内は観光客でごった返してきました。
1両での運転なので団体などが乗ってきたら、
もうすし詰め状態です。(これから連日そうなるのだけれど)



釧網本線・遠矢駅ホーム13:05
朝、学生の登校時間に出発して、今日最初に降りる駅が、
もう下校時刻になっているという不思議。
数名の学生と共に「遠矢」駅に下車しました。

1面1線のみのホームで、かつては向いにもホームが
あったような跡が見受けられます。

釧網本線・遠矢駅 駅舎駅舎は簡易的なものです。
待合室は狭いと言うほどではないのですが、
ベンチが4人掛けしかないので無駄にスペースが空いています。

駅前を右に曲がると商店があって、
100円の自販機もありました。これはラッキー。

跨線橋を渡ると住宅地で、右手にまっすぐ行くと
「ぱぁ〜く108」という公園のような施設があって、
そこにトイレがあります。
駅にはトイレがないので、こっちへ行って下さいと
待合室にポスターが掲示されていたのです。



釧網本線・細岡駅ホーム約1時間後の14:03に遠矢駅を出て、
14:15「細岡」駅に到着。

きれいなログハウス風の駅舎が建っています。
観光客が多く来る駅なのかと思ったら、
駅前の地図を見ると観光施設からはどこもかなり離れています。
どれほどの利用客がいるのでしょうか。

釧網本線・細岡駅 駅舎駅前の道路に出てみると、建物らしきものは一つも見えません。
いわゆる秘境駅の部類にはいるのでしょうか。
とても静かです。

しかし、駅の奥の方に建物が一軒だけ建っています。
「細岡会館」と看板があります。
車もあるし犬もいるので人がいるのは確かです。

でも、何となく、建物が駅舎に見えるのですが、
もしかして旧駅舎を転用しているのでしょうか?
よく分りませんが、近よりがたいので(犬もいるし)
詳しく見ませんでした。




釧網本線・釧路湿原駅ホーム次は「釧路湿原」駅に下車。

簡素なわりに長いホームで、駅全体が森に覆われています。
駅舎は観光地らしいログハウス風。
中にはテーブルや自動販売機がありました。




釧網本線・釧路湿原駅 駅舎私と共に20人くらいが下車していて、
てっきり皆観光地に移動するのかと思ったら、
3組ほどの旅行者はただ駅でくつろいでいました。
なんと優雅なんだろう(疲れてるのか?)。
私も基本は駅に降りてボケーッとするのが趣味なので、
逆に羨ましくなったりしました。変だな。


さて私はネタを仕込みに、
じゃなくて、
展望台に行って湿原を見に行くため、
駅前から伸びる地獄の階段を登っていこうと思います・・・。

まさか山登りをする羽目になるとは思いもしませんでしたよ。
ゼエゼエと肩で息をする、というよりは、
全身で息を吸うかんじで半ギレしつつ上まで登りました。
(虚弱体質なんです)

登り切ったところには「細岡ビジターズラウンジ」という
喫茶店、休憩所、展示コーナーなどがある建物が建っていました。
中は実にきれいで、詳しい地図なども貼られていましたが、
実はあまり時間がないので、ゆっくり見たかったのですが
早々に出てきてしまいました。

展望台から釧路湿原を眺めるで、さらに坂道を登っていくと2カ所ほど展望台があります。
これは素晴らしい。
地獄の階段を登った甲斐があったというものです。
写真で見るあの曲がりくねった釧路川と共に湿原が一望できます。

満喫するのも束の間、
小走りで駅に戻るのでした・・・。

ああ、列車が来てしまう・・・



つづく



↓釧路湿原、ノロッコ号、タンチョウ等々の
 映像が見られる素敵なサイトを見つけました。

くしろドットコムhttp://www.kushiro.com/tv/



そういえば釧網本線のページを作成し忘れていた
つちぶたのHP→「つちぶた本舗の全駅訪問の旅









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1. 「真紅の絨毯」〜網走のさんご草  [ 記憶の中の情景〜北海道の壁紙 ]   2005年12月19日 00:07
網走市郊外のさんご草の群生地で撮影。 サンゴに似ているため「さんご草」と呼ばれているこの植物は、 秋になると紅葉し、一面を見事な真紅に染まる。 海水の湿地帯という条件でし〈

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